日本における腕時計

腕時計バカ一代

日本における腕時計

1913年に服部時計店が国産で初めての腕時計「ローレル」を販売します。
この服部時計店、何を隠そう、日本が世界に誇れる技術力を持つ「セイコー」になる前の会社名なんです。

そしてセイコーは1955年に国産初の自動巻き腕時計「セイコーオートマチック」を販売します。
元々セイコーの技術力は高く評価されていましたが、世界にその名を轟かせるきっかけとなったのは1964年の東京オリンピック。
ここで公式計時機器として海外メーカーを抑えてセイコーが採用されました。
セイコーの機械式ストップウォッチが一躍有名になり、日本製時計の正確さ、緻密さ、堅牢さは世界中に知れ渡ることになります。

そしてそのセイコーが全世界の時計メーカーを奈落の底に突き落とす大発明を発表。
それが1969年に起きたクオーツショックです。
これはセイコーが世界初のクオーツ腕時計(電池式)の「アストロン」を発表しました。
電池式の時計は天文台で使用する大型置き時計には使われていましたが、腕時計という小型サイズで実現したのはセイコーの技術力ならでは。

主流であった機械式腕時計に比べ、圧倒的に時間が狂わないということもあって1970年代はクオーツが腕時計市場を席巻しました。
その結果、スイスをはじめとする高級機械式腕時計ブランドは決定的な打撃を受け、それまで全盛だったアメリカの時計メーカーはほぼ全滅…。
まさにセイコーの技術力が腕時計の歴史を変えた瞬間だったというわけです。

ちなみに、日本の主要腕時計メーカーは全てが懐中時計、柱時計から参入したメーカーになります。
セイコーの他にはシチズン、オリエント、タカノなどなど。
ちなみにオリエントは現在でもセイコー傘下で継続しており、独自のファンを掴んでいます。
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