腕時計の発展

腕時計バカ一代

腕時計の発展

最古の腕時計は、時計というよりもブレスレット的なアクセサリー感覚だったというのが前回のお話でした。
やはりアクセサリーに重点を置いてるので、時計自体の精度は低かったとのこと。

しかし時計自体が無かったわけではありません。
携帯できる時計としての主流は懐中時計になります。
ポケットからいちいち取り出して確認することから正直面倒くさい…そして不便…ということを考えていたのは、なんと軍隊だったんです。
素早く時刻を確認しなくては生命の危機に値する軍人が現在の腕時計の発起人となるとは誰が想像したことでしょうか。

1879年にドイツ皇帝ヴィルヘルム1世が海軍用に腕時計を2,000個製作させたという記録が量産型の世界初腕時計になります。
腕時計としての形は実際にありました。
それは懐中時計の竜頭位置を横に変えて、革ベルトに固定したもの。
これは腕時計の走りであり、もっと便利なものを…という結果から生まれたものが今の腕時計に至るわけです。

20世紀に入ると一部のメーカーが腕時計の生産を現実のものとしました。
そして最初にこの形状で成功収めたのが、宝飾品店であったカルティエです。
量産型ではなく、ブラジルの大富豪がオーダーした腕時計がパリの社交界で話題となったというのが始まり。

そして市販に向けて動き出すのです。
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